この度使えるねっとは、クラウド型バックアップサービス「使えるクラウドバックアップ」が医療機関向け3省2ガイドラインに2019年11月に対応予定であることを発表いたします。

使えるクラウドバックアップとは
使えるクラウドバックアップは、ファイル、フォルダ、アプリケーション、ユーザーアカウント、ユーザー設定など、OSを含むシステム全体を完全バックアップすることが可能な企業向けクラウドバックアップサービス。シンプルな使い勝手、抜群のコストパフォーマンス、徹底したセキュリティ対策が特徴です。ランサムウェア対策、
事業継続計画(BCP対策)、ディザスタリカバリ(DR対策)に有効なバックアップソリューションとして、幅広い業種の企業で導入されています。

使えるクラウドバックアップ URL:https://www.tsukaeru.net/cloud-backup

3省2ガイドラインとは
3省2ガイドラインとは、医療機関が電子的に医療情報を扱うにあたって準拠しなければならないガイドラインの総称です。このうち厚生労働省のガイドライン「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版(平成29年5月)」は医療機関側で準拠すべきもの、経済産業省・総務省のガイドライン「医療情報を受託管理する情報処理事業者における安全管理ガイドライン(平成24年10月)」と「クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン第1版(平成30年7月)」はクラウド事業者側で準拠すべきものとなっています。現在使えるねっとでは使えるクラウドバックアップの3省2ガイドライン対応可能の確認が取れており、2019年11月のサービスインが可能になりました。
 
電子カルテ普及で高まる外部バックアップのニーズ
診療機関における電子カルテの普及率は、厚生労働省の医療施設調査(平成29年)で43%に達しており、令和2年には63%にまで伸びる予想となっています。
 
そうした電子カルテのほとんどは、医療機関の施設内にサーバを設置して利用するオンプレミス型です。そのため施設内で万が一災害や障害が発生した場合の事業継続性に課題があり、データを安全に外部バックアップすることへのニーズが高まってきています。
 
使えるバックアップではそういった不安の声に応えるべく、経済産業省ならびに総務省のガイドライン要求を満たすよう、システム・運用管理整備を進めてきました。
 
医療機関での「使えるクラウドバックアップ」導入が可能に
3省2ガイドラインへの対応にあたり、使えるクラウドバックアップのガイドライン対応状況をまとめたリファレンスを2019年11月中にリリースできる見込みです。これによって、医療機関において3省2ガイドラインに準拠しながらシステムイメージで取得するアプライアンス不要のクラウドバックアップを利用することが可能となります。
これらは使えるねっとの100社を超えるパートナーから多くの要望があり実現に至りました。
 
使えるねっとではガイドライン対応が完了次第、100社を超える既存パートナーと共に、電子カルテ・レセプトなどの医療機関向けシステムや、医療機関向けサービスプロバイダーへのOEM提供を積極的に進めていく方針です。

 

クラウドを積極活用する動きが、様々な業界に広がっています。医療業界も例外ではありません。実は今、医療・ヘルスケア領域はクラウド活用の最先端を行く分野として脚光を浴びているんです。医療業界でどのようにクラウドが使われているのか、そしてなぜ医療機関でのクラウド導入が相次いでいるのか、ご紹介します。
 
医療・ヘルスケア領域でクラウド活用が急拡大
医療・ヘルスケア領域でのクラウド活用のパターンは、多岐に及びます。その筆頭と言えるのがクラウドバックアップです。医療機関は、電子カルテやCTスキャン画像など、診察・治療に欠かせないデータを大量に抱えています。しかしこうしたデータは医療機関の施設内にのみ保管されていることが多く、万が一自然災害などに見舞われた場合、重要なデータが丸ごと失われてしまうリスクが懸念されてきました。クラウドバックアップはその危険性を取り除く一番確実、効率的で安価な手段として注目されているのです。
 
そのほか、ベンチャー企業や大手IT企業が「クラウド×ヘルスケア」分野に参入する動きも加速しています。ここ数年で、オンライン診察、クラウド薬歴簿、健康管理アプリなど、クラウド技術で医療・ヘルスケアに新しいソリューションを提案するサービスが続々登場。医療業界のクラウド熱はますます盛り上がりを見せています。
 
医療機関でクラウドの導入が相次いでいる理由とは?
こうした流れの背景にあるのが、医療機関における電子化の波です。診療機関における電子カルテの普及率は、厚生労働省の医療施設調査(平成29年)で43%に達していて、令和2年には63%にまで伸びる予想となっています。あらゆる医療情報が電子化する中、データを医療施設内とは別の安全な場所、つまりクラウドに保管しておく必要性がかつてなく高まっているのです。
 
また日本が超高齢化社会へと突入していくに従ってヘルスケア産業の重要性が増していることも、IT企業の医療分野参入を後押ししています。日本と同じく高齢化が進行しつつあるアメリカでは、すでに医療・ヘルスケアはクラウド業界のもっともホットなトピックのひとつとなっているようです。
 
使えるクラウドバックアップも医療情報の取り扱いに対応へ
医療機関でのクラウドバックアップのニーズ拡大を受けて、使えるねっとでは「使えるクラウドバックアップ」の医療情報取り扱い対応へ向けて準備を進めてきました。
 
現在、電子的に医療情報を扱うにあたって準拠しなければならない「3省2ガイドライン」のうち、サービス事業者が準拠すべき経済産業省と総務省のガイドライン要求を満たすようシステム・運用管理整備を行っており、近日中に完了の予定です。これによって、医療機関において3省2ガイドラインに準拠しながら使えるクラウドバックアップを利用することが可能となります。
 
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
 
なお使えるねっとは、本日から25日(金)まで幕張メッセで開催中の「クラウドコンピューティングEXPO秋」に出展中。使えるクラウドバックアップを始めとする、使えるねっとの人気クラウド製品をご紹介しています。イベント詳細は公式ホームページをご覧ください。

企業のBCP対策として欠かせないバックアップ。これまで主流だったオンプレミスのバックアップソリューションに代わって、クラウドバックアップサービスを選ぶ企業が増えています。クラウドバックアップ市場の現状と、今後の拡大予測について見ていきましょう。
 
クラウドバックアップ市場、2025年には1兆円規模まで拡大の予想
米国のリサーチ会社・Verified Market Researchの最新レポート(※1)によると、2016年のクラウドバックアップ市場の規模はおよそ12億9千万USドル(約1,390億円)。同レポートでは、この市場規模が2025年にはおよそ102億5千万USドル(約1兆1,050億円)にまで急拡大すると予測されています。2017年から2025年までの間、25.90%の年平均成長率で市場規模が拡大する計算です。
 
クラウドバックアップの需要が高まっている理由
これほどクラウドバックアップの需要が高まっているのには、企業が取り扱うデータの量が急増しているという背景があります。ビジネスの現場でもペーパーレス化が進むにつれて、企業が電子ファイルとして保存すべきデータ量は加速度的に増えています。しかし従来のオンプレミスのバックアップでは、容量アップをするたびに新たな設備投資が必要となり、コストパフォーマンスの悪さが課題となっていました。クラウドバックアップならニーズに応じて柔軟に容量を増やしたり減らしたりすることができ、余計なコストもかかりません。
 
また、中小企業やスタートアップ企業の間でバックアップの重要性がより認識されるようになってきたのも、クラウドバックアップ市場拡大の主要因のひとつです。大企業ほどの人的・金銭的リソースがない中小企業にとって、サーバ管理・メンテナンスの手間がいらず、多額の初期投資も不要なクラウドバックアップは、今やもっとも魅力的で有効なバックアップソリューションになっています。
 
「使えるクラウドバックアップ」で災害&セキュリティ対策
災害対策にもセキュリティ対策にも効果的なクラウドバックアップサービスとしておすすめなのが、使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」です。使えるクラウドバックアップのデータセンターは首都圏・近畿圏からほどよい距離にあり、津波などの災害に強い地域として知られる長野県に位置します。万が一の被災に備えたバックアップデータ保管先として、まさに最適の立地です。
 
また使えるクラウドバックアップはセキュリティ対策に力を入れており、ランサムウェアからデータを守るAIベースの最新テクノロジー”Active Protection”を標準搭載。お客様の環境上でまずAES-256によって暗号化し、さらにAES-256でデータを転送するという二重の暗号化で、最高水準の安全性を確保しています。
 
30日間の無料お試しも可能ですので、クラウドバックアップの利用を考えている方は、ぜひご検討くださいね。
 
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
お問い合わせ
 
※1:Global Cloud Backup Market Size And Forecast – Verified Market Research

皆さんの会社では、どんなふうにバックアップを行っていますか? バックアップは、ちょっと工夫することで、ずっと効果的なものになります。今日は、さらに”使える”バックアップにするための5つのヒントをご紹介しましょう。

①身近なローカルメディアにバックアップする
もし定期的なバックアップを取っていないなら、今すぐバックアップを始めるべきです。バックアップ先は、USBメモリ、外付けHDD、DVDなど、すぐに揃えられる身近なローカルメディアで大丈夫。こうした手軽なローカルバックアップには、何かあったときすぐ簡単にファイルを復旧できるというメリットがあります。
 
②オフサイトにもバックアップする
すでにローカルバックアップを実施しているのであれば、ぜひ同時に、オフサイトへのバックアップも検討してみてください。会社とは離れた別の場所にもバックアップを取ることで、リスクが分散でき、BCP対策にもなります。オフサイトのバックアップには、クラウドバックアップサービスを活用するのが、一番手軽です。
 
③バックアップを自動化する
バックアップソフトウェアの中には、決まった時間に自動でバックアップを行ってくれるものがあります。使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」も、自動バックアップ機能を搭載したバックアップソリューションのひとつ。自動化すれば、バックアップをうっかり忘れてしまうなんてことはありませんし、面倒な手間も省けます。
 
④復元機能をテストする
「データが消えてしまったからバックアップソフトで復元しようと思ったら、肝心の復元機能がうまく機能しなかった……」というケースが、実は少なくありません。新しいバックアップソフトを導入したら、最低でも一度、復元機能を使って正しくデータを復元できるかどうか、テストしてみることをおすすめします。
 
⑤アプリケーションもバックアップする
ファイルやフォルダのバックアップをするのは当たり前ですが、さらに一歩進んで、よく使う業務ツールをアプリケーションごとバックアップすると、より効果的です。「パソコンが壊れたから新しいPCにファイルを復元したのだけれど、いつも使っているソフトウェアのインストールディスクを紛失してしまって、困った……」なんてことも、アプリケーションごとバックアップしていれば防げます。
 
使えるクラウドバックアップなら、アプリ・ファイル・フォルダ・ユーザー設定などを含めて、OSごと丸ごとバックアップ。ハード故障に備えて、完全なシステムイメージからどのハードウェアにでも復元することができ、OSやアプリケーションの再インストールが一切不要です。ぜひ皆さんも、使えるクラウドバックアップで、安心・完全・低コストなバックアップを体感してみてくださいね。
 
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
お問い合わせはこちらからお気軽に!

暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏と言えばお出かけや旅行の季節ですが、もちろんビジネスマンたるもの、仕事のことを忘れるわけにはいきませんよね。今日は、夏だからこそ気を付けたい、サーバとバックアップのお話を紹介します。
 
サーバに使われるHDDは高温に弱い繊細な機器
現在も多くの会社のサーバで、HDDが使用されています。ご存知の方も多いかと思いますが、HDDはとても繊細な機器です。HDDが弱いもののひとつに、高温があります。もともとHDDは内部のパーツが高速回転して発熱するほか、機器内に熱がこもりやすい構造です。そこに夏の暑さが加わると、故障の可能性が一気に上昇。実際、夏場はサーバトラブルが増加すると言われています。
 
故障のほかにもたくさん、夏のサーバリスク
夏の高温は、HDDの故障を誘発するだけではありません。サーバの機種によっては、温度が一定以上に上昇すると、自動でシャットダウンするものも存在します。そのためしっかりサーバルームの空調を管理して温度に気を付けていないと、「これくらいの温度なら故障する心配もないし、大丈夫」と思っていても、この自動シャットダウン機能によって業務が停止してしまうリスクがあるのです。
 
また夏場は、普段とは違った思わぬトラブルの可能性も。たとえばお盆期間などの休暇中に、オフィスが入っているビルの管理会社が空調のメンテナンスをしていて、サーバルームの空調まで止まってしまうというトラブルが実は少なくありません。夏なので空調が止まったサーバルーム内はすぐ熱がこもり、簡単にサーバに不具合を引き起こすほどの高温に達してしまいます。
 
この夏、クラウドで万全のバックアップを
こうした夏のサーバトラブルは、得てして予期せぬ時にやってきます。そこで強くおすすめしたいのが、オフサイトで全サーバのバックアップを取っておくことです。手軽かつ低コストでバックアップができるのは、やはりクラウド。ぜひ1日 30円~/1GB ¥0.98~とお手頃な使えるクラウドバックアップで、不測の事態に備えてくださいね。
 
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
 
今なら安心のプレミアムサポートが50%OFF!
そして実は現在、8/31(土)までの期間限定で、使えるねっとのプレミアムサポートプランが50%OFFになるキャッシュバックキャンペーンを実施中です。プレミアムサポートは、VPSや使えるクラウド、マネージドクラウドなどのサービスで、トラブル発生時の調査代行など、充実したサポートを提供させていただく特別オプション。きめ細かさと迅速・的確な対応で好評をいただいています。この夏、ぜひスペシャルプライスでとっておきの安心を手に入れてください!
 
プレミアムサポートの詳細はこちら
お問い合わせ

企業の間でOffice365の導入が広がるにつれ、それを狙ったサイバー攻撃も増加しています。今やOffice365を使用している企業にとっては、Office365専用のセキュリティ対策を取るべき時代に入ってきていると言えるでしょう。今回は、Office365をターゲットにしたサイバー攻撃の現状と対策についてご紹介します。
 
Office365がサイバー攻撃の主要なターゲットに
Office365は国内外ですでにかなりの普及度を見せており、現在もっとも勢いのあるビジネスサービスのひとつです。現在米国「フォーチュン500」企業の約8割が導入しており、「日経225銘柄」企業のうちでも約7割がOffice365を導入しています(※1)。国内のOffice365導入企業にはトヨタ自動車、日本航空、ヤマハ、ソフトバンク、楽天などの大企業が含まれ、Office365は業務環境のスタンダードとして定着しつつあると言えるかもしれません。
 
しかしこれだけ普及が進めば、サイバー攻撃の格好の標的になってしまうのも現実です。実際Office365のアカウントを狙った攻撃は増えており、しかも多様化しています。
 
最近ではOffice365内でのソフトウェア連携やメールシステム管理などを行う「管理者アカウント」を狙った攻撃も急増中。管理者アカウントはセキュリティがないがしろにされがちで、不正アクセスされても気付きづらいのが特徴です。また一度管理者アカウントを乗っ取られてしまうと、社内のOffice365システム全体の高度なアクセス権限が奪われる危険性もあり、注意喚起がなされています。
 
巧妙化するフィッシングメールの手口
Office365のログインID・パスワードを盗み出そうとするフィッシングメールの手口も巧妙化しています。たとえば近年は、「差出人は取引先の本物のアドレス(乗っ取られたもの)、件名は以前の実際のメール件名にRe: をつけたもの、本文下には以前の実際のメール本文の引用を記載」といったフィッシングメールが登場。これではよほど注意しないと、フィッシングメールだと見抜くのは難しそうですよね。
 
また、フィッシングメールである可能性を怪しんで、本当かどうか確認のメールを送った人宛てに、自動返信システムを利用して「本当に自分が送ったメールだからリンク先のページでログインしてほしい」という旨のメールを返す手口も確認されています。
 
バックアップでセキュリティ対策の第一歩を
それでは、こうしたOffice365を狙ったサイバー攻撃に備えるためには、どういった対策を取ればいいのでしょうか。まず何よりもおすすめしたいのが、Office365のデータをバックアップすることです。Office365のメールやファイルなどすべてのデータを日頃から完全にバックアップしていれば、万が一のことがあってもデータロスの事態に陥らずに済みます。
 
使えるねっとの「Office365プロテクション」は、Exchange、OneDrive、SharePointなどOffice365のすべてのデータを、完全にバックアップして保護する新ソリューションです。Office365プロテクションなら、¥580/月~の低価格で、手軽に安心を手に入れることができます。
 
Office365プロテクションの詳細や価格表はこちら
お問い合わせ
 
実はMicrosoftOffice365のバックアップを推奨
ちなみに、Microsoft自身もOffice365の定期的なバックアップを推奨しているってご存知でしたか? Microsoftはそのサービス規約で、「本サービスに保存しているお客様のコンテンツおよび本データは、定期的にバックアップするか、第三者のアプリおよびサービスを使用して保存することをお勧めします」と表明しています(※2)。
 
Microsoft認定の公式リセラーである使えるねっとのOffice365プロテクションで、ぜひOffice365の安全・安心を確かなものにしてくださいね。
 
※1:Microsoft説明資料「Office 365のご紹介」よりデータ引用
※2:Microsoftサービス規約より引用

人類が残した文明の記録を、宇宙船に積み込んで月へと飛ばす――。まるでSFのように聞こえますが、これは現実の話。宇宙空間を舞台にした壮大なバックアップ計画とも言える「Lunar Library計画」の概要に迫ります。
 
Lunar Library計画って?
計画を主導するArch Foundationの創立者ノヴァ・スピヴァック氏の言葉を借りれば、Lunar Libraryは「人類の文明が達成した功績を宇宙にアーカイブしておく、オフサイトのバックアップ・プロジェクト」。バックアップ対象に選ばれたのは、3万冊の本、5千の言語、そして英語版Wikipediaの完全なコピーでした。
 
バックアップの総容量は100GBほどで、ページ数にすれば3千万ページにも及びます。100GBと聞くと何やら簡単そうですが、普通のストレージやディスクでは厳しい宇宙環境に耐えることができません。そこで編み出されたが、ニッケルの金属板にレーザーで印字するという方法です。使われたのは、コインと同じほどの大きさに、ミクロン単位の薄さを持つニッケル板。25枚のニッケル板にすべての文字と絵が刻印されています。顕微鏡で拡大するだけで読むことができ、さらに宇宙空間で何億年も耐えることができるのだそうです。
 
ついに月へ出発、その結末は?
こうしてWikipediaのコピーを始め人類の英知がしっかりと刻み込まれたニッケルの金属板は、今年4月に満を持してイスラエルの民間ロケットに搭載、月へと旅立ちました。無事打ち上げに成功し、トラブルなく地球を離れて月への着陸態勢へと入ったロケットでしたが、最後の最後に異変が。原因不明の故障によってエンジンが着陸寸前にオン・オフを繰り返し、月表面へと高速で墜落してしまったのです。こうしてバックアップのニッケル板は月面のあちこちに散らばってしまいました。
 
しかしこの惜しい残念な結果にも、Arch Foundationは楽観的。金属板は何kmか先に飛び散ってしまったものの、この程度の墜落の衝撃には十分耐えられるようになっているといいます。
 
「私たちはこれで、月史上初となるライブラリーの設置に成功したか――」スピヴァック氏はユーモア交じりに語りました。「――あるいは少なくとも、人類が月にライブラリーを設置しようとして失敗した初期の試みを示す最初の考古学的遺跡を残したか、そのどちらかだろう」
 
まずは身近なところから。使えるクラウドバックアップで万が一に備えよう
もちろん私たち一般市民が宇宙へのバックアップを考えなければいけなくなるのは(幸運なことに)当分先の話になりそうですが、だからといってまったくのノー・バックアップでOKという免罪符にはなりません。
 
パソコンやスマートフォンのデータは、私たちが普段考えているほど安全な状態にあるわけではなく、常に様々なリスクにさらされています。自然災害、ランサムウェア、ハードウェアの故障、誤操作などなど、データが消えてしまう原因は数え切れないほど。ですから、特に企業の業務ファイルなど大事なデータは、普段からバックアップしておく必要があります。
 
そこでおすすめなのが、使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」です。使えるクラウドバックアップなら、1日 30円~/1GB 0.98円~の超低コストで会社の業務データを完全バックアップ可能。宇宙にはバックアップできませんが、首都圏・近畿圏から程よい距離があって災害にも強い長野市にある自社データセンターで、お客様のデータを大切にお預かりします。お手頃で安全なバックアップソリューションをお探しの方は、ぜひご検討ください!
 
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ

「バックアップが大事なのは知ってるし、リスクがあるのもわかっているけど、結局面倒でバックアップは取っていない……」そんな方は案外多いのではないでしょうか。でもバックアップを取らないというのは――特に仕事・ビジネスのデータなら――とても危険です。
 
HDD故障や誤操作などによるデータ紛失は、あなたが思っている以上に、日常的に多く発生しています。データ紛失のリスクというのは、基本的に「起こるかどうか」という確率の問題ではなく、「いつ起こるか」という時期の問題なのです。
 
企業のデータロスは経営危機に直結のリスク
人為的な事故などによって発生するデータロスは、どの企業にとっても他人事ではありません。
 
とある統計調査によると、重大なIT事故を経験した企業のうち、約4割が1年以内に営業を停止。ランサムウェアなど何らかの理由でデータへのアクセスが10日以上制限された企業のうち、実に93%が1年以内に倒産しています。企業にとってデータロス事故の発生は、経営危機に直結しかねない深刻なリスクだと言えるのです。
 
不十分なバックアップがビジネスに危機を引き起こした事例
バックアップを十分に取っていなかったことでビジネスが重大な危機に陥った事例は、枚挙に暇がありません。いくつかその例をご紹介しましょう。
 
■フォトグラファーが大事なウェディングフォトを紛失
最初の事例は、ウェディングフォトを専門とする、あるフォトグラファーのケース。このフォトグラファーはある日カップルの撮影を終えたあと、写真をパソコンに移し、次のカップルの撮影に備えてカメラのメモリーカードをフォーマットしました。ところが数日後フォトグラファーがパソコンをチェックしてみると、ハードディスクが故障してしまったことが判明。稼働していたはずのバックアップソフトも有効になっていなかったことがわかり、結局新婚カップルの大切なウェディングフォトはすべて失われてしまいました。
 
■バックアップデータが事故で水の泡に
次にご紹介するこちらの会社は、万が一の事態に備えて、会社の地下室にあるサーバに普段からバックアップを取っていました。しかしある日、会社のごく近くで水道管の破裂事故が発生し、辺り一帯が洪水のような状態に。この会社の地下室も浸水してしまい、せっかく取っていたバックアップデータが水の泡になってしまいました。オンプレミスでのバックアップだけだと、こうした事故や災害時のリスクがあるのが難点です。
 
■トイ・ストーリー2が直面した最大の危機
日本でもかつて大ヒットしたピクサー映画「トイ・ストーリー2」。実は製作時に、すべてのデータが危うく消滅しかかっていたことをご存知ですか? 製作スタッフのひとりがデータを整理中、間違えて「すべて消去」をクリックしてしまい、大騒ぎに。取っていたはずのバックアップも数ヶ月前から更新されていなかったことが判明し、一時は映画の全データが失われてしまったかに思われました。幸い技術ディレクターが個人的にバックアップを取っていたことがわかってこの件は落着しましたが、このバックアップがなければ製作陣のそれまでの努力が一瞬のうちに無駄になってしまうところでした。
 
■5,000万曲が永遠に消えてしまったMyspace
かつて一世を風靡した音楽SNS、Myspaceを覚えていますか? Myspaceには無数のアーティストから5,000万曲を超えるMP3データがアップロードされていたのですが、数ヶ月前にそのほとんどが完全に消えてしまったことが、最近明らかになりました。Myspaceの発表によれば、その原因は「サーバ移行時のトラブル」。Myspaceはどうやらバックアップを一切取っていなかったようで、失われたファイルが復旧する可能性はゼロだということです。
 
「使えるクラウドバックアップ」で万全のデータ保護対策を
もしあなたの会社が業務データのバックアップを取っていないのであれば、できる限り早く対策するのがおすすめ。使えるねっとの使えるクラウドバックアップなら、「1日 30円~/1GB ¥0.98~」という低コストで手軽にバックアップを始められます。ランサムウェア対策やDR・BCP対策にも最適です。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください!
 
お問い合わせはこちら

医療界で電子カルテの導入が進む中、カルテやレントゲン写真などといった医療データをクラウド化する動きが出てきています。なぜ今、医療データのクラウド化が脚光を浴びているのでしょうか。そして医療クラウドはどれくらい普及しているのでしょうか。今回は、医療データのクラウド化について現状やメリットなどをまとめてみました。
 

医療クラウドの浸透状況は?

今や電子カルテの活用は一般的になってきていますが、医療データのクラウド化にまで踏み切る医療機関はどれくらいの割合で存在するのでしょうか。近年の統計調査によると、電子カルテのクラウド移行を完了した医療機関は、まだ数パーセント程度。全体の1割にも満たないというのが現状です。
 
一方でクラウド化への関心自体は高く、同統計調査では、約4割の医療機関が今後クラウド化への投資を進める予定だと回答しています。クラウド技術の安定性と安全性は円熟期に入ってきていると言えますし、これから数年で医療データのクラウド化が一気に進むのではないでしょうか。

 

医療データをクラウド化するメリット

医療データのクラウド化への関心が高いのは、それだけ多くのメリットがあるからです。たとえば医療データをクラウド化すれば、大容量のデータをローコストで保管でき、急なデータ増量にも柔軟に対応できます。最近はCTスキャンなどの画像データがより鮮明・高画質になり、それに伴って一枚一枚のデータ容量が増大。すべての患者さんのデータを保管するにはこれまで以上の大容量サーバが必要になってきていて、医療機関のコスト負担も増えているんです。
 
また、万が一医療機関の立地するエリアで自然災害が発生しても、事前にクラウド化しておけば医療データの喪失を免れるというメリットも。そのため被災後の診療再開もスムーズかつ迅速に行えます。
 

医療クラウドの導入事例は増加中

前述の通り医療クラウドの普及率はまだ低いものの、導入事例は全国で徐々に増加中です。電子カルテやCTスキャン画像などをクラウド管理することによる利便性向上・コスト削減効果を、ますます多くの医療関係者が実感しているようです。どこからでもアクセスできるというクラウドの特性を活かし、医師の在宅勤務拡大に役立てるケースも。クラウドなら、たとえば子育て中や介護中の医師でも、画像診断などの業務を自宅から行えるようになります。
 

医療クラウドと気になるセキュリティの関係

医療データのクラウド化で気になるのがセキュリティのことですが、この面での不安は業界全体で徐々に解消されつつあります。クラウドサービスを提供するほとんどのプロバイダは厳重なセキュリティ対策を施しており、サイバー攻撃に対応する技術も日々進歩中。医療機関内のサーバで保管するよりも、プロが万全のセキュリティ対策を行っているクラウドサービスを利用したほうが安全な場合もあります。
 
さらに国は医療クラウドのセキュリティガイドラインを定めており、このガイドラインに準拠するサービスも増えてきました。医療クラウドの今後の進化と浸透に要注目ですね。
 
ランサムウェア対策やDR・BCP対策に最適、ハイレベルなセキュリティと使いやすさを両立した「使えるクラウドバックアップ」はこちら

クラウドバックアップ活用と聞くと、一般企業での導入ケースがまず思い浮かびますよね。ところが近年、大学をはじめとする学校法人でクラウドを導入する事例が増えているんです。すでに全国で多くの大学や教育機関が、クラウドバックアップやクラウドストレージを利用しています。
 
学校法人がクラウドストレージを導入するメリット
学校法人の間でクラウドストレージ導入が相次いでいるのは、従来のオンプレミスサーバと比較して多くのメリットがあるからです。
 
スマートフォンでも使える
今やほとんどの学生がスマートフォンを保有しています。しかしながら大学が管理するオンプレミスのシステムでは、スマートフォンに非対応なケースが大多数です。クラウドストレージサービスを利用することで、学生や教員がスマートフォンからスムーズにデータにアクセスできるようになり、利便性が向上します。
 
運用コストが削減できる
クラウド型のバックアップシステムに移行することで、オンプレミスサーバの運用・管理が不要に。その分コスト削減につながります。新学期で新入学生が増える時期など、一時的にサーバへの負荷が増えるようなときでも、クラウドなら時間とコストをかけてサーバを準備する必要がありません。
 
ファイル共有が簡単・便利に
クラウドストレージの共有フォルダにファイルを置いておけば、データのシェアはもちろん、共同編集もずっと簡単になります。クラウドであればファイルの変更箇所は自動的に同期されるため、面倒なバージョン管理をする手間だって不要です。
 
クラウドバックアップが教育現場の課題を解決
クラウドを導入する利点は、ほかにもたくさん。クラウドバックアップやクラウドストレージは、現代の教育現場の様々な課題も解決します。
 
大容量ファイルの保管や共有ができる
特に大学では、学生が動画などの大容量ファイルをやり取りしなければいけないことが増えています。ところがオンプレミスだと一人ひとりに割り当てられたストレージ容量が極端に限られていることが多く、現代の学び方に対応できなくなってきていました。クラウドなら大容量ストレージを低価格で契約できるので、学校法人でも学生に十分なストレージスペースを提供できます。
 
データを安全に持ち出せるように
自宅や学外にデータを持ち出すとき、これまではUSBメモリを使うのが一般的でした。ただUSBメモリだと、どうしても紛失などの問題が発生してしまい、セキュリティ上問題があります。クラウドをUSBメモリ代わりにすれば、紛失の心配をすることなく気軽に研究ファイルなどを持ち出すことが可能です。
 
情報システムやメールシステムをクラウド移行する動きも
最近では、ストレージやバックアップシステムのみならず、大学のメールシステムや情報システム全体をクラウド移行する動きも出てきました。こうしたより全面的なクラウド移行は、学生・職員の利便性向上、サーバ管理負担の軽減、スキャンデータ活用によるペーパーレス化推進などといった効果が期待できます。
 
さらにイノベーション推進という観点から、文部科学省も大学など教育機関のクラウド活用を推奨。今後ますます学校法人のクラウドシステム導入が進みそうです。
 
使いやすくて低コストな「使えるクラウドバックアップ」
使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」は、使いやすい操作性と1日 30円~/1GB 0.98円~という低コストが好評のクラウドバックアップソリューション。AIによるランサムウェア対策機能など、セキュリティ面に力を入れているのも特徴です。バックアップシステムのクラウド移行を検討されている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
 
使えるクラウドバックアップ
お問い合わせはこちら