新型コロナウイルスの影響で、ビジネスでもオンラインやデジタルの重要性が増しています。こうした動きは働き方などの面でメリットが多い一方、その隙を狙ったサイバー攻撃(ランサムウェア・マルウェアなど)が急増しているのも事実です。
存在感を増す「ランサムウェア」で被害事例相次ぐ
現在特にリスクが高まっているのが、「ランサムウェア」と呼ばれるサイバー攻撃。ランサムウェアは、感染したPCのファイルを暗号化し、読み取れなくしてしまうウイルスです。
ランサムウェアの攻撃者は、被害者に「身代金」を要求してきます。身代金を支払えば、ファイルの暗号化を解除して、元通りにするというわけです。
ランサムウェアには様々な種類があり、2017年頃に流行したWannaCry(ワナクライ)は記憶に新しいところ。今年はMAZE(メイズ)というランサムウェアが世界的に流行していて、日本でも徐々に被害が目立ってきています。
ランサムウェア対策の難しさ
ランサムウェア対策の難しさは、「手口が巧妙化していて、感染を予防するのが難しい」「一旦感染してしまうと、データを取り戻せる確率は低い」という2点に集約されます。
ランサムウェアは、いま一番攻撃者に“選ばれている”人気の手法とも言え、日々手口や技術が進化しています。主な感染経路はスパムメール内のリンクや添付ファイルですが、攻撃者が送るメールは取引先を騙るなどとても自然で、事前に気づくのが難しいケースも少なくありません。
また一度ランサムウェアに感染してしまえば、暗号化されたファイルを復旧させることは非常に困難です。仮に攻撃者が要求する「身代金」を支払ったとしても、データが元通りになる保証はありません。むしろ「身代金を全額払ったのに暗号化が解除されず、結局失ったデータは諦めて泣き寝入りするしかなかった」という事例のほうが圧倒的に多いと言われています。
「使えるクラウドバックアップ+」のランサムウェア対策が画期的な理由
最近使えるねっとからリリースされた「使えるクラウドバックアップ+(プラス)」は、年々高まるランサムウェア・マルウェアのリスクに対応するため特別に開発された、画期的なサービスです。
▼クラウドにバックアップするから、万一感染しても安心
使えるクラウドバックアップ+は、「バックアップ機能」と「セキュリティ対策」を統合した総合的なソリューション。PCの全データを、安全なクラウドサーバへ定期的にバックアップします。そのため、万一会社のローカルPCがランサムウェアに感染してしまっても、クラウドから感染前のファイルを復旧させるだけで済むんです。
▼AIベースの次世代型ランサムウェア検出機能を搭載
使えるクラウドバックアップ+には、最新の次世代型ランサムウェア・マルウェア検出機能を搭載しています。AI技術によって未知の脅威も検出・ブロックできるため、圧倒的な高確率・高精度でランサムウェア感染を防ぐことが可能です。
▼今の時代に必要なセキュリティ対策がオールインワンに
使えるクラウドバックアップ+には、ウイルス自動スキャン、脆弱性診断、パッチ管理、マルウェア隔離など、今の時代に必要とされる膨大なセキュリティ対策機能がまるごと搭載されています。もう、バックアップやセキュリティ対策のために複数のツールを細かく使い分ける必要はありません。
使えるクラウドバックアップ+に少しでも興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
「使えるクラウドバックアップ+」の詳細はこちら
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新型コロナウイルスのパンデミックによって、わたしたちの働き方はおおきく変わりました。リモートワーク導入が急激に進んだ結果、その隙を狙ったサイバーセキュリティ攻撃が顕著に増加しています。今日は、コロナ時代に会社のデータとビジネスを守るために必要なサイバーセキュリティについて考えてみました。
パンデミック発生後にサイバーセキュリティの脅威が高まっていることは、数々の統計で明らかになっています。アクロニス社が世界の3,400社を対象に今夏実施した調査(※1)によれば、計31%の企業が「過去3ヶ月に最低1日1回以上サイバー攻撃を受けている」と回答。9%の企業は、1時間に1回以上の攻撃を受けているといいます。攻撃の種類として多く報告されているのは、フィッシング詐欺、DDoS攻撃、ビデオ会議を狙った攻撃などです。
リモートワークへの対応は、企業のITコストにも影響を与えています。アクロニス社の同調査では、92%の企業が「リモートワーク移行のためにあたらしいテクノロジーやソフトウェアを導入した」と回答。72%の企業は、パンデミックでITコストが増大したと答えています。
リモートワーク時代においては、サイバーセキュリティ対策がかつてなく重要な意味合いを持ちます。しかし企業のあいだで、最新のサイバー攻撃の動向に即した有効な対策が進んでいるとは言えません。たとえば、いま一番被害が増えている攻撃のひとつに「フィッシング詐欺」がありますが、フィッシング対策に効果的なURLフィルタリングを重視している企業はすくないのが現状。アクロニス社の調査では、サイバーセキュリティソリューションを選ぶときに重視する機能としてURLフィルタリングを選択したのはたった2%に過ぎませんでした。
リモートワークが当たり前になり、サイバー攻撃のリスクが高止まりしているコロナ&ポストコロナ時代には、最新の動向を踏まえた、プロアクティブで柔軟なセキュリティ対策が求められます。しかしそれを実現するにはさまざまなソフトウェアを導入して複雑なオペレーションで並行管理する必要があり、これまでとくに中小企業にとっては現実的ではありませんでした。
そこで使えるねっとが先日あらたにローンチしたのが、「使えるクラウドバックアップ+(プラス)」です。使えるクラウドバックアップ+は、クラウドバックアップ機能とあわせて、いまの時代に必要なサイバーセキュリティ対策を単一のソフトウェアにまとめた、統合型のワンストップソリューション。以下の5つの分野をカバーする機能を網羅し、「使えるクラウドバックアップ+さえ導入しておけば安心!」という状態を実現します。
・特定:脆弱性診断、データプロテクションマップなど
・防御:マルウェア/ランサムウェアからの防御、保護ポリシーの集中管理など
・検知:ハードドライブのヘルスコントロール、ダッシュボードレポートなど
・対応:マルウェアの隔離、バックアップに組み込まれたパッチ管理など
・復旧:バックアップとディザスタリカバリ、リモートデスクトップなど
サイバーセキュリティ対策の簡易化とコスト削減にぴったりな「使えるクラウドバックアップ+」の便利さを、ぜひ一度体感してみてください。
※1:Acronis Cyber Readiness Report 2020 (PDF)
使えるねっとはこの度、「セキュリティ対策」と「バックアップ」を一元管理できる「使えるクラウドバックアップ+(プラス)」をリリースしました。
「使えるクラウドバックアップ+(プラス)」とは?
使えるクラウドバックアップ+は、人気のクラウドバックアップソリューション「使えるクラウドバックアップ」の機能に、セキュリティ管理ツールを統合した新サービスです。企業にとって欠かせないセキュリティ対策とバックアップを、ひとつの管理画面で簡単に一元管理できるようになります。
使えるクラウドバックアップ+のおもな特徴は、以下の通りです。
・わかりやすい管理画面で直感的な操作ができる
・事前にハードディスクの状態を可視化して、問題が発生する前に予測
・高度なマルウェア対策
・脆弱性やパッチ管理は、問題が発生する前に発見、修正
・すべてのデバイスを一元管理
・エンドユーザデバイスを遠隔操作で管理、時間もコストも節約
「使えるクラウドバックアップ+」サービス概要ページはこちら>>
「使えるクラウドバックアップ+」のここがすごい
使えるクラウドバックアップ+を利用すれば、最新の「セキュリティ管理」と安全な「クラウドバックアップ」を、同時に低コストで導入することが可能に。そのほか、使えるクラウドバックアップ+には下記のような注目ポイントがあります。
・バックアップと復元:あらゆるデバイスのアプリケーション、システム、データに発生するすべてのインシデントに対応する、迅速かつ信頼性の高い復元
・高度なマルウェア対策:次世代のフルスタックアンチマルウェア保護とAIベースのランサムウェア、およびクリプトマイニング検出
・遠隔デバイス管理:ITリソースを節約する包括的でシンプルなエンドポイントの管理ツールキット
「使えるクラウドバックアップ+」のおすすめ機能
使えるクラウドバックアップ+には、企業のセキュリティ対策とバックアップを便利にする様々な機能が搭載されています。そのなかから、いくつかのおすすめ機能を紹介します。
・問題が発生する前に脆弱性を検出する「脆弱性診断」
・パッチを適用する仕組みを自動化しクラウドで一元管理できる「パッチ管理」
・事前にHDD/SDDの不良を予測しデータ消失のリスクを低減する「ハードディスクの健康診断」
・デバイスのセキュリティ状態に点数を付けて可視化し判断する「保護対象デバイス診断」
・ウェブサイトへのアクセスをリストベースで許可または拒否する「URLフィルタリング」
・管理者が別部署や在宅勤務者のパソコン/サーバに遠隔で接続できる「リモートデスクトップ接続」
テレワークに最適なオプション「使えるリモコン」も登場
使えるクラウドバックアップ+には、遠隔操作で会社のパソコン/サーバの電源をONにできるオプション機能「使えるリモコン」も用意されています。
使えるリモコンを活用することで、たとえば「使えるリモコンで会社のパソコンの電源を入れたら、あとは使えるクラウドバックアップ+の管理画面から会社のパソコンにリモート接続」といった使い方が可能に。テレワークに最適です。
「使えるクラウドバックアップ+」の料金
使えるクラウドバックアップ+の価格は以下の通りです。
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使えるクラウドバックアップ+ 月額料金
パソコン1台 + モバイル3台込み
・容量:1GB 1円~
・1台:500円~
また、使えるクラウドバックアップ+のオプションとして導入可能な「使えるリモコン」の価格は以下の通りです。
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使えるリモコン 月額料金
・1台:¥2,980
・初期費用:¥20,000
※価格はすべて税抜となります。
その他プラン料金やオプションの詳細はサービス概要ページにてご確認いただけます。
「使えるクラウドバックアップ+」サービス概要ページはこちら>>
進化を続ける「使えるクラウドバックアップ」から、テレワークにぴったりな「使えるリモコン」が新登場。今日は、使えるリモコンの概要や便利なポイントをご紹介します。
「使えるリモコン」とは
「使えるリモコン」は、自宅などのテレワーク先から、会社のパソコンの電源をリモートで入れて起動できる機能です。新ソリューション「使えるクラウドバックアップ+(プラス)」のオプション機能として利用できます。
なぜ「使えるリモコン」が必要なの?
いま新型コロナウイルス蔓延の長期化で、ふたたびテレワークの需要が高まってきています。しかしいざテレワークを取り入れるとなっても、準備ができていない企業がほとんど。なかには、会社のデスクトップPCを自宅に運んだ例もあるといいます。
テレワーク導入で一番の妨げとなるのは、やはりセキュリティ面の問題です。個人のパソコンで普通に仕事をするとなると、個人PCに仕事の情報を保管することになり、セキュリティリスクが高まってしまいます。
その対処法としていま広がっているのが、リモートアクセス機能を使い、自宅のPC から会社のPCを画面転送で操作するというやり方です。これなら会社のデータを私用PCに保管することなく業務遂行できるようになります。
ところが通常のリモートアクセス機能だと、オフィスのPCの電源が常に入っていることが前提となり、使い勝手がいまいち。そこで活躍するのが、「使えるリモコン」なんです。
使えるリモコンを利用すれば、自宅PCからの遠隔操作で、いつでもすぐに会社のPCの電源を入れることが可能に。安全にテレワークを実施できる環境が簡単に整います。
うちの会社のPCでも「使えるリモコン」は利用できる?
比較的新しいパソコンであれば、ほとんどの場合問題なく「使えるリモコン」をお使いいただけます。使えるリモコンの具体的な利用条件は以下の通りです。
・起動するPCがWoL(Wake On Lan)に対応していること
→ここ最近発売されているデスクトップPCはほとんど対応しています
→ノートパソコンも、有線LANポートがついていれば対応していることも
→有線LANでPCが接続されている必要があります。無線LAN経由は不可です
・リモートデスクトップが有効にできるPCであること
→Windows 7 Professional
→Windows 8 Pro・Enterprise , 8.1 Pro・Enterprise
→Windows 10 Pro・Enterprise
→Windows Server
「使えるリモコン」の価格
「使えるリモコン」オプションの利用価格は、「1台2,980円/月」のみのシンプルな料金体系。
「使えるクラウドバックアップ」が選ばれる理由
「使えるリモコン」オプションが利用できる「使えるクラウドバックアップ+(プラス)」は、使えるクラウドバックアップの全機能に、セキュリティシステム管理などのフィーチャーを追加した新サービスです。
使えるクラウドバックアップは、アプライアンス機器不要、初期費用不要の完全クラウド型バックアップサービス。「簡単・安全・低コスト」なバックアップソリューションとして、全国で幅広い業種の企業様にご利用いただいています。
・簡単
→たった5分の設定で、OSを含めたすべてのデータを守ります。難しい操作は必要ありません
・安全
→お客様の環境上にてAES-256で暗号化されたうえ、AES-256でデータが転送されます。二重の暗号化で抜群のセキュリティです
・低コスト
→料金は「1日 30円/1GB 0.98円」から。本格的なバックアップ対策を手軽に始められます
使えるクラウドバックアップや使えるリモコンについてもっと詳しく知りたい、実際に試してみたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
使えるクラウドバックアップのサービス詳細
使えるクラウドバックアップ+(プラス)について詳しくはこちら
ここ数年、自然災害の発生頻度が高くなったと感じている方は多いのではないでしょうか。気候変動などの影響で年々災害が増えるなか、中小企業にとっても本格的な備えが求められる段階に入ってきています。
増加する水害はビジネス上の潜在的リスクに
先月の熊本豪雨が記憶に新しい「水害」は、数ある自然災害のうちでも特に被害が増えています。不動産売買で義務付けられている重要事項説明に今月末から「水害リスク」が追加されることになったのも、その影響を受けた動きだと言えるでしょう。
毎年のように記録的な豪雨が各地で発生していますが、被災地では地元の中小企業がオフィス浸水などの被害を受け、事業に深刻な影響が出るケースも少なくありません。いつどこで発生するかわからない水害は、企業にとって真剣に対策を考えるべき潜在的リスクになっています。
今こそクラウド活用で災害に強い会社づくりを
災害によってオフィスやサーバが被害を受けても事業へのダメージを最小限に抑えるには、日頃からのクラウド活用が効果的です。普段からファイルの保管場所をクラウドにしておけば、会社になにかあってもデータは遠く離れた安全なデータセンターにあるので、すぐに業務を再開できます。
またクラウドに業務データがあれば、被災後オフィスをすぐに使えない場合でも、スムーズにテレワークに切り替えて事業を継続可能。クラウド活用を推進することは、生産性向上や働き方改革のみならず、災害に強い会社づくりにもつながるのです。
ファイルの共有・保管場所をクラウドに変える「使えるファイル箱」
ここからは、災害への備えとして最適な使えるねっとのクラウドサービスを2つご紹介します。
まずは、ファイルサーバ型クラウドストレージの「使えるファイル箱」。使えるファイル箱は、どんなファイルでも安全な専用クラウドサーバにお手軽保存できるサービスです。使えるファイル箱なら、そのたびにメール添付しなくても、共有リンクを送るだけで簡単にファイルやフォルダを社内で共有できます。複数拠点間のファイルの共有にもとっても便利です。
また、たとえばプロジェクトの共同作業用に共有フォルダを作成すれば、メンバーによるファイル更新・変更などがクラウド経由で自動同期されるため、チーム作業がぐっとスムーズに。度重なるファイルのやり取りや、面倒なバージョン管理が不要になります!
さらに使えるファイル箱は、クラウドにファイルを保管する「クラウドストレージ」サービスでありながら、社内のローカル環境と同様にファイルサーバとして利用できるのが特徴です。普段とまったく同じ使い勝手のままファイル保管をクラウド化できるので、初めてのクラウドにおすすめ。新型コロナウィルス感染対策でニーズが高まっているテレワーク対策にも使えます。
使えるファイル箱の詳細はこちら
すべてのデータをまるごとバックアップする「使えるクラウドバックアップ」
「使えるクラウドバックアップ」は、パソコンのデータをまるごとクラウドにバックアップできる人気サービス。使えるクラウドバックアップを導入すると、OSを含むシステム全体が自動バックアップされ、復元時には短時間ですべてのデータを復元することが可能です。クラウド型なので初期費用なし、運用コスト削減、専門知識不要といった利点があります。災害対策はもちろん、昨今脅威となっているランサムウェア対策にもぴったりです。
自然災害への備えは、これからの時代避けては通れない重要な課題のひとつ。ぜひこれを機に、クラウドを活用した災害対策の導入を検討してみてくださいね。
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数あるサイバー攻撃の中でも被害が多いランサムウェア。感染するとウイルスによってパソコン等のデータが暗号化され、アクセスできなくなります。暗号化を解除するには、攻撃者が要求する「身代金」を支払わなければいけません。
これまでランサムウェアといえば個人や一般企業が狙われるケースがほとんどでしたが、最近になって医療機関をターゲットにした攻撃が相次いでいます。
医療機関を狙ったサイバー攻撃が急増、その理由とは
ランサムウェアの攻撃者は、近年その戦略を変えつつあると言われています。当初被害は個人が中心でしたが、数年前からメインターゲットはより高額な身代金を得られる企業にシフト。ここ最近は、医療機関を狙う攻撃が増えてきました。医療機関のデータには患者の既往歴、カルテなど治療に重要な情報が含まれており、復旧の必要性・緊急性が高い(=身代金が支払われる可能性が高い)からです。
さらに今年に入り、新型コロナウイルス感染拡大による医療現場の混乱に乗じて、攻撃者は医療機関を狙った動きを強めています。実際に海外では、コロナ禍で逼迫中の病院がランサムウェアに感染し、身代金を払わざるを得なくなった事例が次々と出てきました。
進む身代金の高額化 支払ってもデータ復旧できないケースも
医療機関をターゲットにしたランサムウェア攻撃では、要求される身代金の相場がどんどん上がっています。医療機関の規模によるものの、一般的に身代金は数百万円〜2,000万円程度となることが多く、過去には1億円以上を要求されたケースもありました。
また、仮に身代金を支払ったとしても、データをちゃんと復旧できる保証はないのがランサムウェアの難しいところ。身代金支払い後にデータを完全復旧できる確率は5割程度と言われています。
医療機関のランサムウェア対策には何が必要か
ランサムウェア対策でまず必要なのは、従業員全員のサイバーセキュリティに対する意識を高めることです。
「不審なメールの添付ファイルやリンクは開かない」「メール送信者のアドレスを逐一確認する」「単純なパスワードを使用しない」といった基本を徹底するだけで、ランサムウェア感染の確率は下げられます。従業員を対象にした講習、トレーニングなどを開催するのもいいでしょう。
クラウドバックアップで万全の備えを
もちろん、いくら気をつけていても、ランサムウェア感染リスクをゼロにすることはできません。
そこで強くおすすめしたいのが、日頃から定期的にバックアップを取っておくこと。クラウドなど、普段のデータ保管先とは別の場所にバックアップを取っていれば、万一ランサムウェアに感染しても、バックアップ先からデータを素早く完全復旧させることができます。身代金を払う必要だって当然ありません。
使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」は、医療機関にも対応した人気のクラウドバックアップソリューション。最新プロトコル「AES-256」による厳重な暗号化、AIを活用したランサムウェア保護機能「Active Protection」搭載など、高水準なセキュリティ対策が好評です。
低コストで高セキュリティなバックアップソリューションをお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。30日間の無料お試し期間もご用意しています。
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
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私たちの暮らしをすっかり変えてしまった新型コロナウイルス。流行の第一波はなんとか落ち着いたかのように見えますが、これからもしばらくは、このウイルスと付き合って生きていく必要がありそうです。今日は、そんなウィズコロナ、そしてアフターコロナの時代に大切なBCPについて考えてみたいと思います。
アフターコロナ時代のBCPの必要性
BCPとは、「事業継続計画」のこと。災害や今回のようなパンデミックなどの緊急事態が発生しても、企業が事業を継続できるようにする対策や戦略を指します。
新型コロナウイルスの流行が私たちに教えたのは、非常時はいつか必ず訪れるということ。コロナウイルスだって、まだ去ったわけではありません。これから全国的な再流行が起きる可能性も十分考えられます。
それに毎年のように大地震や水害が発生している日本は、世界で最も災害に襲われる確率が高い国のひとつです。BCP=事業継続計画は、すべての企業があらかじめ策定しておくべき、基本中の基本だと言えます。
BCPにクラウドが効果的な理由
効果的なBCPをなるべく早く簡単に確立するなら、外部のソリューションを活用するのが一番。特に今選ばれているのは、クラウド技術を使ったソリューションです。
クラウドサービスは、データが会社から離れた安全なサーバに保存されているので、万が一オフィスが被災してもビジネスへの影響を最小限に抑えられます。さらにクラウドなら場所を選ばずいつでもどこからでもデータにアクセスして仕事ができるので、非常時の事業継続方法としてぴったりなのです。
「使えるクラウドバックアップ」で大事な資料やデータを楽々バックアップ
使えるねっとも、BCP対策に最適なクラウドソリューションをたくさんご用意しています。ここからは、特におすすめな3つのサービスをご紹介。まずは「使えるクラウドバックアップ」です。
使えるクラウドバックは、「1日 30円~/1GB 0.98円~」というお手頃価格が魅力の総合バックアップサービス。すべてのファイルやフォルダはもちろん、パソコンのOSごとまるごとバックアップして、ランサムウェアや災害の脅威から守ります。グローバル基準の高度なセキュリティと、充実のカスタマーサポートで安心です。
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
「使えるファイル箱」でファイルサーバをクラウドに
使えるファイル箱は、セキュリティと安定性に優れたファイルサーバ型のクラウドストレージ。チームでの共同作業がスムーズになるように設計されています。アップロードされたデータはクラウドで3重にも保管されるため、万一のハードウェア故障でも心配無用です。
使えるファイル箱の詳細はこちら
「Microsoft 365プロテクション」なら明日から簡単テレワーク
Microsoftのサブスクリプションサービス「Microsoft 365」を導入している企業様におすすめなのが、「Microsoft 365プロテクション」。簡単なセットアップだけで、Microsoft 365のすべてのメール、ファイルをクラウドに直接バックアップします。ウイルスやマニュアルエラーから大切なデータを保護するのに効果的なソリューションです。
Microsoft 365プロテクションの詳細はこちら
BCP対策には、ぜひ低コストでシンプル、安心な使えるねっとのクラウドサービスをご活用くださいね。
お問い合わせはお気軽に!
新型コロナウイルスの感染拡大で、かつてない危機に直面している医療界。これを機に改めて、医療データのバックアップに関する課題が再認識されつつあります。
増え続ける医療データ、高まるリスク
電子カルテの導入が進んだり、X線画像などが電子ファイルで保存されたりと、近年医療データの量は加速度的に増加しています。高齢化の影響で患者数自体が増えていることも、医療データの膨大化を不可避なものに。こうした医療データは適切な治療・診察のために長期保存が必須で、万が一データが紛失すれば、患者さんの命に関わることすらあります。
そんな中、全国的な自然災害やランサムウェア被害の増加は、医療データ保存における深刻なリスクです。バックアップシステムの整備は不可欠ですが、コスト面の問題などから、十分なバックアップ体制が整っていない医療機関も少なくありません。
医療機関にクラウドバックアップが最適な理由
最近、医療データのバックアップソリューションとして”クラウドバックアップ”が注目されるようになりました。その理由は主に3つあります。
1. 大規模な初期投資が必要ない
クラウドバックアップであれば設備投資が不要なので、導入時のコストがかさみません。小さなクリニックでも、高水準なバックアップシステムを低価格で整備できます。
2. 災害対策として最適
クラウドであれば、バックアップデータの保存先は病院から遠く離れたデータセンターです。病院が被災してもバックアップデータに被害が及ぶことはなく、すぐに必要な医療データを復元できます。
3. セキュリティが向上
現在ではテクノロジーの進歩により、クラウドのセキュリティレベルは非常に高度なものになっています。多くの場合、オンプレミスでローカルなバックアップ環境を作るより、クラウドバックアップを導入したほうが安全なほどです。
「簡単」「安全」「低コスト」な使えるクラウドバックアップ
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“3省2ガイドライン”に対応し、医療機関での導入が可能になった「使えるクラウドバックアップ」は、電子カルテシステムやレセプト管理システムのバックアップにぴったりの人気ソリューション。導入する病院・クリニックが全国で増えています。簡単、安全、そして低コストなのが、使えるクラウドバックアップの人気の秘訣です。
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■簡単
使えるクラウドバックアップを導入するのはとても簡単。たった5分の設定で、OSを含めたすべてのデータを完全に守ります。シンプルでわかりやすい管理画面だから、普段の使い勝手も抜群です。バックアップは自動で行われるので、バックアップ忘れの心配だってありません。
■安全
使えるクラウドバックアップは“軍事レベル”の安全強度を誇る暗号化プロトコル「AES-256」を採用し、万全のセキュリティ対策が施されています。データはまず転送前にお客様の環境上にてAES-256で暗号化され、データ転送の通信自体もAES-256で暗号化。さらにバックアップ先のサーバ側でもセキュアにAES-256で暗号化して保存します。また使えるねっとのデータセンターはISO27001(ISMS)認定取得済の施設であり、第三者のアクセスは厳重体制で管理されています。
■低コスト
使えるクラウドバックアップは、1日わずか30円から、1GBあたり0.98円からというリーズナブルな価格も魅力です。たとえばサーバ1台、PC1台の一般的なクリニックの場合、1ヶ月あたり7,380円でサービスを利用できます(3年契約、容量1TBのケース)。初期費用は一切かかりません。
使えるクラウドバックアップは30日間の無料トライアルも可能ですので、気になった方はぜひ気軽に試してみてくださいね。
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
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グローバル化やスマートフォンの普及によって、私たちの生活は大きく変化しました。それに伴って企業側も、生き残りのためにビジネスモデルをシフトしていくことが求められています。「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」は、企業が必要とする変革のコアとも言える概念です。
デジタル・トランスフォーメーション(DX)とは?
誤解されやすいのですが、デジタル・トランスフォーメーションは、単に業務のIT化や書類等のデジタル化を推進することだけを指すのではありません。デジタル・トランスフォーメーションとは、簡単に言うと「近年台頭した最新のテクノロジー(クラウド、ソーシャル、モバイル、IoT、AIなど)を活用し、ビジネスに新たな価値をもたらすこと」です。たとえばサブスクリプションモデルによる音楽・映画の消費スタイルの変化などは、デジタル・トランスフォーメーションの代表的事例だと言えます。
日本企業におけるDXの現状
多くの日本企業でもデジタル・トランスフォーメーションの必要性が認識されつつありますが、なかなか展開は進んでいないのが現状です。経済産業省のレポートによれば(※1)、日本でDXが進まない主な原因のひとつとして、「古くなった既存システムが複雑化・ブラックボックス化し、データを活用しきれなかったり、維持管理だけで精一杯になったりしている」という点が挙げられています。
DXに不可欠な”データドリブン”のストラテジー
デジタル・トランスフォーメーションの実現には、最新技術を使うだけではなく、それによってデータを分析し、ビジネスに活かすことが重要です。DXの核心部分は、新しいテクノロジーの導入より、むしろデータ活用のほうにあると言えるかもしれません。そのため、「データをどう管理するか」「データをどう保護するか」は、本格的なDX推進を検討したとき、真っ先に考える必要があります。いくら最新のIT環境があっても、肝心のデータを自由に使えなかったり、喪失してしまったりすれば、本当に意味のある変革は実現できないのです。
DX推進の第一歩はクラウドバックアップから
データ保護は、DXを支える基礎の基礎、土台の部分です。DXの社内推進を本気で成功させたいなら、まずはバックアップ環境の改革に取り組むことをおすすめします。DXに必要な効率的・低コスト・セキュアなバックアップには、やはりクラウドバックアップの導入が一番。使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」は、デジタル・トランスフォーメーションやDR・BCP対策に最適な人気ソリューションです。
・使えるクラウドバックアップは「簡単」!:たった5分の設定で、OSを含めた全てのデータを守ります。復元もスムーズです。
・使えるクラウドバックアップは「安全」!:2重の暗号化でデータをきっちり保護。最高水準のセキュリティ対策が施されているから安心です。
・使えるクラウドバックアップは「低コスト」!:料金体系はシンプルで、1日 30円/1GB 0.98円から。必要に応じてパソコンやサーバの台数を柔軟に増減できます。
アプライアンス機器不要、初期費用不要の完全クラウド型なので、導入はとても簡単。30日間の無料お試しもご用意しています。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
使えるクラウドバックアップの詳細はこちら
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※1:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~ – 経済産業省
平成から令和への改元、消費税10%への引き上げなど、何かと変化の多かった2019年。クラウド市場の動向に目を向けてみると、企業の間でクラウドソリューション導入が着実に進んだ一年でもありました。今回は、オリンピック開催も控えた2020年のクラウド市場の行方について展望してみたいと思います。
2020年に本格化? 日本企業のクラウド導入
欧米に比べるとビジネスでのクラウド利用があまり進んでいないとされてきた日本ですが、今年はその潮目が変わる年になりそうです。その徴候のひとつと言えるのが、中央省庁で始まったクラウドシステム採用の動き。昨年末、日本政府は各省庁で使われている基幹システムをクラウドに全面移行する方針を打ち出しました。実際のシステム切り替えは今年秋から始まる予定で、今後政府の「お墨付き」をもらったとも言えるクラウドの活用が、大企業や地方自治体などでも進んでいきそうです。
クラウドが人手不足解消&生産性向上のカギに
2020年も引き続き様々な業界で課題となりそうな人手不足問題への対策としても、クラウドが注目されています。人手不足はここ数年深刻化していて、少子高齢化が進んでいることからこの先も劇的な改善はあまり見込めません。そのためビジネスの維持・成長の方策として生産性向上の必要性が高まっていますが、そのカギと言えるのがクラウドなのです。
クラウドを活用することで、従来手作業で行っていた業務や、多数の手間と人手を要していた業務の自動化・効率化が可能となり、特に日本企業の大多数を占める中小企業の人手不足解消・生産性向上に寄与すると見られています。中小企業庁の2018年版「中小企業白書」によれば、中小企業の労働生産性は大企業と比較すると製造業で約56%、情報通信業で約64%、専門・技術サービス業で約57%にとどまっているのが現実(※1)。この状況を打破する特効薬として、2020年はクラウドの果たす役割が大いに期待されています。
ますます高まるサイバーセキュリティの重要性
一方、企業でのクラウド普及が本格化していることから、サイバーセキュリティの重要性がかつてなく高まっています。特に今年は東京オリンピックが開催されることもあり、日本企業がサイバー攻撃の標的にされるリスクが高く、警戒が必要です。過去のリオ・オリンピックやロンドン・オリンピックでも実際に開催国へのサイバー攻撃が急増しているため、2020年はどの企業も、これまで以上に万全のセキュリティ対策を取ることが求められます。
「安心・かんたん・便利」な使えるねっとのクラウドソリューション
業界のパイオニアとして早くからクラウド製品を提供してきた使えるねっとには、最高水準のセキュリティと、シンプルで簡単な使い心地を両立した人気ソリューションが揃っています。たとえば「使えるクラウドバックアップ」は、OSを含むシステム全体をバックアップし、短時間ですべてのデータを復元することができる定番のバックアップソリューション。BCP対策やディザスタリカバリ対策に最適で、数多くの企業で採用されています(導入事例紹介はこちら)。シンプルでリーズナブルな料金プランも魅力です。
また、業務効率化・生産性アップには、ファイルサーバ型クラウドストレージ「使えるファイル箱」がおすすめ。チームでの共同作業がより簡単になるほか、「いつでも、どこでも、だれとでも」つながるワークスタイルが手軽に実現します。クラウド活用のことなら、ぜひ実績20年の使えるねっとにお任せください!
お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ
※1:中小企業の労働生産性 – 2018年版中小企業白書、中小企業庁(PDF)